事例3: 過去3年分の決算審査特別委員会の要約

目次

ご依頼内容

  • 9月の決算審査特別委員会の準備をしたい。過去3年間の質問と答弁を要約して欲しい。どのような質疑があった確認したい。
    (当社からの提案)
  • テーマごとに分類し、3年度分の質疑内容を比較・整理
  • 過去3年間の決算審査で継続的に議論されているテーマの把握
  • 令和7年9月の決算審査特別委員会に向けた質問項目の整理
  • 令和8年度予算への政策提案・改善提言の準備 まで、まとめてはいかがでしょうかと提案。そこまでできるのであればと依頼を受ける。

後日、別投稿 決算審査 質問する言葉での提案 (議員感想あり) へのバージョンアップを提案

手順

  1. ご相談の上、決算審査支援担当(代表 横山)が、今回の手順と成果品の内容を提案し了解を得る。
  2. 過去3年間の議事録を用いた要約を担当がAIに指示し、AIが作成する。
  3. 要約を用いて令和7年9月の決算審査においての重点項目のリストアップ、また、令和8年度事業への政策提案等を担当がAIに指示し、AIが作成する。
  4. 今回は、NoteBookLMにて要約し、要約後の整理等をChatGPT、Geminiにて行い、議員が読みやすい、理解しやすい回答を採用する。
  5. 完成品(Googleドキュメント)の共有リンク先をおくる。
  6. (次回、もっとスムーズにできるよう、手順と指示文を作成保存)
  7. 追加資料 他自治体議会の決算審査取り組み優良事例をもとに、最終レポートを再検討(AI利用)
    飯舘村議会 令和6年度決算審査特別委員会に向けた戦略的審査・提言レポート」を作成

令和6年度の決算書等一式が届いてから、上記事前準備を参考に、令和6年度決算内容について確認する流れとなります。

作業料

1)作業時間 4時間
※初めての作業であり、要約の指示、テーマ別まとめ、分析、今年の決算時のチェックポイント、令和8年度事業に向けての提案を作成するための指示文(AI向け)を何度か試しました。議員にとってわかりやすいまとめになったと思います。
感じたことは、この依頼は、議員が求めるものによって、視点(必要とする内容)が変わるので、最初のヒアリングがとても重要ですね。

2)作業料金 AI政策秘書フルサポート(月22,000円)のため、今回は請求せず
※スポット(1回のみ依頼)ならば、22,000円~33,000円です。

ご依頼者からの感想

  • 過去3回、決算審査特別委員会に出席しましたが、いただいた資料に基づいての質問と提案でした。行政は継続的に事業を行っているので、過去3年分の議事録を読めば、より良い質問と提案ができると思い、要約をお願いしました。
  • 要約からテーマごとの分類、成果や進捗、未解決の課題、今後の注視点をまとめていただき、予想以上の資料をいただきました。今年の決算審査特別委員会での質問はもちろんですが、令和8年度の事業に向けての視点・考え方の提案も積極的に行っていきたいと思います。
  • (追加資料)飯舘村議会 令和6年度決算審査特別委員会に向けた戦略的審査・提言レポートは、決算審査そのものの考え方を良い方向に変えなければならないと感じるレポートでした。決算審査の重要性を感じました。

使用 生成AIなど

  • NotebookLM Pro (過去3年度分の議事録の要約)
  • ChatGPT Team(要約からの整理 ダブルチェック)
  • Gemini for workspace(要約からの整理 トリプルチェック)
  • Googleドライブ(議員専用フォルダへ保存)
  • Googleドライブ(納品済みプロンプトフォルダへ保存)
  • Googleドキュメント(議員へファイル共有)

※今回、決算審査議事録の要約は初めてでした。指示文によって、結果が変わることがわかりました。特に、次へのステップ(今回の場合は、要約からの整理)に引き継ぐ場合、引き継ぐ文書のまとめ方がとても大事であるとわかりました。時間はかかりましたが、とても良い経験を積むことができました。

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