目次
ご依頼内容
- 原発事故によって全村避難になった飯舘村の人口推移のシミュレーションを行って欲しい。議会として、どのように取り組んでいくべきかの提案もいただきたい。
(提案)
公開されている資料(県内外の避難者数および村内居住者数)の10年間の推移をもとに、3つシナリオを想定して人口推移シミュレーションを行うと比較検討ができるため、よりわかりやすくなると思います。- 現状維持シナリオ(避難者の住民票を村に残したまま、近年の傾向が継続)
- 移住促進シナリオ(Uターン・Iターン等の移住策が一定の効果を上げた場合)
- 避難者住民票移動シナリオ(政策変更で避難者の住民票を移動=除外した場合)
手順
- ご相談の上、調査分析担当(代表 横山)が、今回の手順と成果品の内容を提案し了解を得る。
- 過去10年間(7月1日付)の県内外の避難者数および村内居住者数(飯舘村ホームページ)を用いて、論点やまとめ方等をAIに指示し、AIが作成する。
- 今回は、2つの生成AIそれぞれに視点が異なる部分があり、とても参考になると考え、ChatGPTとGeminiを採用する。
- 完成品(Googleドキュメント)の共有リンク先をおくる。
- (次回、もっとスムーズにできるよう、手順と指示文を作成保存)

上記シミュレーションをもとに、人口減少対策を積極的に取り組んでいる自治体(5000人以下)の事例を含めて、飯舘村議会で取り組むべき方針や対策の提案
作業料
1)作業時間 1時間
※飯舘村ホームページより、10年分(7月1日付)の人口統計をもとに分析及議会がどのように対処すべきかの提案を生成AIで作成。今回は、レポートが完成まで、3回の指示文で終了とした。細かく指示を出せばもっと視点が広がるが、読みやすさや、ステップの踏みやすさを考慮し、あまり細かくは行わなかった。依頼者の目的に合わせて、一気に完璧なシミュレーションや資料を目指さなくて良いことがわかった。
2)作業料金 AI政策秘書フルサポート(月22,000円)のため、今回は請求せず。
※スポットの場合は、22,000円~55,000円です。議員・議会においてさまざまなシミュレーションを行う場合、概要版(例えば、おおよその傾向を見たい)のであれば、コンサルタントに頼まなくても、当社の分析で十分と思います。
ご依頼者からの感想
- 3つのシナリオを設定して、2つのレポートをいただきました。
- 飯舘村の人口推計と人口減少対策に関する提言
- 報告書 飯舘村の未来—人口動態シナリオと持続可能な村づくりへの戦略的ロードマップ
それぞれの3シナリオの人口推移シミュレーションの読みながら、人口減少のスピードの速さを感じました。議会としての取組提案(他自治体の事例)もあり、議論のスタートには十分となるレポートと感じます。一般質問、決算審査、予算審査の基礎資料として有効活用します。
使用 生成AIなど
- Gemini for workspace(シミュレーション ダブルチェック)
- ChatGPT Team(シミュレーション ダブルチェック)
- Googleドライブ(議員専用フォルダへ保存)
- Googleドライブ(納品済みプロンプトフォルダへ保存)
- Googleドキュメント(議員へファイル共有)